
2025年3月26日、OpenAIの画像生成機能(DALL·E)で、ついに日本語テキスト入りの画像が出力可能になりました。
これまでも画像に英語の文字を含めることはできていましたが、日本語となると「文字化け」や「意味不明な記号」になってしまうのが現状でした。
ですが、今回のアップデート以降──
ChatGPTで「日本語を含むチラシ」を生成することが可能になっています。
さっそく日本語チラシを作ってみた
今回試したのは、こちらのチラシです。
ターゲット:小規模事業者
目的:経理作業の効率化を訴求する販促用チラシ
ツール:ChatGPT + 画像生成機能(DALL·E)

生成した画像では、大きな見出しの日本語テキストは非常に自然で、ぱっと見では「AIが作った」とは思えないレベルです。
例:「もう書類に時間を取られない!」
→ 違和感ゼロでバッチリ!
ただし、細かい文章にはまだ課題も
見出しや一文だけのキャッチコピーなどはとても綺麗に表示されましたが、小さな文字や長めの文章になると、漢字の崩れが発生しています。
たとえば:
「整理」が「整 フ」などと分離されていたり
不自然に句読点が消えたり
漢字とひらがなのバランスが崩れて読みづらくなる
といった症状がまだ見られました。
どんな用途に向いている?
現時点の印象としては、チラシなどの細かい文章が多い販促物にはまだ不向きです。一方で、ブログやYouTubeなどの「サムネイル画像」用途であれば、十分に実用レベルだと感じました。
実際に、この記事のサムネイル画像もChatGPTで作成していますが、運用に十分耐えられるクオリティだと思っています。
まとめ:日本語画像生成は“ほぼ来てる”。でも実務利用にはあと一歩
現時点でも、「日本語のキャッチコピーを目立たせたいチラシ」や「サムネイル画像」などでは実用可能なレベルになっています。
一方で、細かい文章が含まれるチラシや資料などは、まだChatGPTだけで完結させるのは難しい印象です。
実務活用するなら
タイトル・大見出し部分はChatGPTで生成
細かい本文はあとから画像編集ソフトで差し替える
というハイブリッド運用が現実的だと感じました。
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